偏差値ってどのくらい必要?
講師の杉本です(^^♪
またコロナが流行ってきましたね。全国的に感染者が急増してます。手洗い、うがい、マスクをしっかりとして予防していきましょう。
それでもかかってしまうことはあります。水分をしっかりととって重症化しないようにゆっくり休みましょう。
さて、今回の記事は「偏差値」についてです。
受験とは切っても切れないこの「偏差値」について詳しく語ろうと思います。
さっそくですが、
偏差値={(得点ー平均点)/標準偏差}×10+50
となっています。簡単に言うと、自分の得点が平均点からどのくらい離れているかを示す指標になります。平均点であれば偏差値は50です。偏差値60であれば上位15.87%です。つまり100人いれば16位くらいということですね。
偏差値を気にするのは大学受験からです。石川県の高校受験にはそれほど重要ではないと思います。大学受験では、母集団と比較した自分の立ち位置がわかります。
「偏差値ってどのくらい必要ですか?」
受験校によって異なりますが、金沢大学を例に考えてみましょう。
金沢大学国際学類 前期で考えてみます。
国際学類前期は河合塾偏差値52.5となっていますから、例えば偏差値40であれば合格は難しいです。かなり基礎をやり込まないといけないと思います。偏差値52.5ちょうどをとったとしたらどうでしょうか。合格する可能性はデータ上は50%となります。つまり、偏差値52.5の2人に1人が合格するということです。偏差値60をとっていたとすると、もう少し合格する可能性が高くなります。偏差値というのはこのように、合格可能性の参考になります。
ところで、偏差値52.5ちょうどの場合、受かる人と落ちる人との違いは何だと思いますか?
実は塾に来てもらいう”意義”というのはここにあると思っています。それは科目ごとの得点の中身なんです。
例えば、Aさんは英語の偏差値が50、長文でたくさん得点がとれていました。Bさんは英語の偏差値が55、文法とリスニングで高得点でありました。金沢大学に合格するのはどちらの受験生だと思いますか?
これはAさんが合格します。なぜなら金沢大学の出題は長文がメインだからです。文法とリスニングももちろん大切ですが、合格に直接的に影響するのは長文読解力であると言えます。さらにもっと細かいことを言えば、下線部和訳ができる人よりも、正誤問題が得意な人の方が合格しやすいですし、なんなら英作文ができる人は合格率がグッと上がります。
言いたいことはシンプルで、「勉強の中身が大事」ということ。ただ無鉄砲に勉強してもダメなんです。見かけの偏差値ではなく、”真の実力”をつけていないことには、いくら模試で良い成績が取れても大学には合格しません。
大学受験は難しいです。なぜなら都市部から地方への受験生が多いからです。都市部であふれかえった受験生が地方へ流れてきます。地方の学生はさらに地方へ追いやられるか、志望校を下げざるを得なくなります。
スタディルートでは偏差値を意識した指導はしません。それは意味がないです。大学に合格するための勉強をします。我々講師一同が過去問を研究し、出るところを分析しています。全国の受験生と十分に戦える実力がつくように教材を選んでいます。
どうしようか考えている人はぜひ一度、教室に来てください。
講師一同は挑戦する皆さんを応援しています。
追記:
令和5年7月23日現在、学習塾スタディルートは生徒を募集しています。生徒の受け入れには限りがあります。夏休みが明け、受験シーズンが近づくにつれて座席に余裕がなくなっていくと予想されます。入塾希望の方はできるだけお早めにご連絡下さい。ご連絡はホームページよりLINEを友達追加していただき、ご用件をお申し付けください。
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