いつから塾に通いますか?

 記事をみてくださりありがとうございます。学習塾SR講師の杉本です。

 12月に入ってとても寒くなりました。朝起きるのがとてもつらい時期ですね。いろいろと雑談もしたいのですが、記事のタイトルに興味をもってくださった方がほとんどだと思いますので、さっそく本題に入りたいと思います。(私のプロフィールが気になる方は塾の講師紹介のページを参照ください。)


 まずは私自身の話になりますが、私は小学校の6年生の3月ごろから通い始めました。母が「英語だけは習っておきなさい」というので、今も七尾中学校の近くにある「志学会」の中村先生に習っていました。当時は矢田町にありましたので、母が毎回送迎をしてくれいました。

 中学校準備のような形からスタートして英語だけほんの少し先取り学習をしていました。そのおかげもあって中学校の最初の定期試験はいい点が取れました。この時思ったのが、「まあ将来のためにもなりそうだし、ちょっとこのまま勉強しておこうかな」です。

 志学会では塾専用のワークをやっていました。英語は毎週1回、先生と一緒に丸付けをしていました。最初は数人しか同級生がいなかったので個人レッスンに近い形でしたが、途中から生徒も多くなったので集団授業のような形で答え合わせをしていました。基本的には間違った問題を自分で直して、質問があれば先生に聞くというスタイルです。

 習っていたのは英語だけでしたが、他の4科目(国語・数学・社会・理科)のワークも購入させてもらって自学で進めていました。先取りは難しいので、学校で習ったところの復習で使っていました。そんのような勉強で高校入試では400点を超えていましたので、中学校の範囲に関して言えば、学校の授業をしっかりと理解できれば問題ないようです。


 振り返ってみると、順調に勉強が進んだのは数学でつまずかなかったことが大きいと思います。数学(または算数)でつまずいてしまうと勉強そのものに対する自信も失ってしまいますし、一旦できなくなってしまうとどんどん置いて行かれてしまいます。例えば社会だったらその範囲の点を失うだけで済みますが、数学の場合は”関数”でつまずいてしまうと”関数”を使うほかの範囲の問題も解けなくなってしまいます。

 小学校の同級生で算数ができていた友達はかなり大学に進学している気がします。数学ができればほかの科目に使う時間も増えて勉強が順調にいくのかもしれません。年齢を問わず、数学または算数の成績が危うければ早めに塾に通い始めたほうがいいと思います。

 どんな塾に通うべきかというと、そういった時には当塾のような学習塾に通ってください。「くもん」や「そろばん教室」は少しテイストが違って、逆に小学校低学年くらいのときに通うのがちょうどいいと思います。小学校高学年以降はやはり全科目対応している学習塾が効率的です。


 石川県の公立高校の入試問題は難しいです。特に数学は難しいです。応用できないと全く点が取れないように作ってあります。教科書の内容の表面的な暗記だけだとノーミスでも25点~30点が限界です。式の意味を理解しなければいけないし、問題文の読解が要求されたり図形を考えさせられたり忙しいです。こういった能力は一夜漬けではもちろん身につかないいので、半年~1年の期間をみて養っていく必要があります。

 公立高校の数学は合格には40点ちょっと取れれば問題ないですが、理系大学に進学するなら60点は欲しいです。(高校入試数学40点で金沢大学薬学類現役合格の人を知っているので一概にはいえませんが。)


 いろいろとお話させていただきましたが簡単にまとめると、高校入試で点をとりたいなら、

・小学校低学年で「くもん」か「そろばん教室」に行く

・小学校高学年で全科目対応してくれる学習塾に入塾する

・以上を算数または数学の成績が落ちた時にはすぐに開始する

・遅くとも中学2年の夏までには学習塾に入塾する


 このようなことが言えるのではないでしょうか。石川県においては高校受験は”早く動いたもん勝ち”な状況にあると思うので、ぜひ学習塾の門を叩いてください。


 大学受験に関しては本当に情報戦で、いろいろな媒体を使って効率よく勉強したもん勝ちになっています。とはいっても、ある程度は高校受験の到達点と相関します。つまり高校受験の成績がいい人のほうがいい大学に行きやすいです。高校受験を頑張っておくに越したことはありません。

 私が大学受験の頃は理系科目を教えてくれる塾がありませんでした。今はいくつか塾が七尾市にあるようです。文系科目は自分で勉強するのが一番なのであまり困らなかったのですが、私自身どうしても理系科目は困りました。実はそんな思いもあって自分で塾を作ったんです。やっぱりいい問題集とか要点とか問題を解くマインドがわかると成績がグンと伸びやすいかなと思います。

 現役のころは自分でいろんな努力をしてみましたが満足のいく結果が出ませんでした。浪人して半年経った頃の河合塾の秋模試で、数学の偏差値が76だったときにとても嬉しかったのを今も覚えています。大学受験は基礎を固めて正しい勉強をすれば一気に伸びます。情報戦というのはこういうことです。基礎は効率よく!演習は正しく!って思っています。

(塾生へ:本棚の問題集を積極的にやってください。)

 ほかの科目も同じです。例えば英語なんかは、七尾高校でもらった単語帳から別のものに変えました。これは賛否別れるかもしれないので参考までにお願いします。よく難易度別で3部作とかになっている単語帳がありますが(私の時はユメタンでした、今はデータブック?)、2冊も3冊もあってはいちいち調べるときに不便です。自分でターゲット1900に変えました。物理・化学は解説が不親切な重要問題集をやめて、河合塾のテキストと基礎問題精講、標準問題精講を中心に勉強しました。

 とりあえず国公立大学にいきたい、と思っている人はここまでやらなくてもいいとは思いますが、1科目でも2科目でも本気の科目を作って得意科目にするのもいいかもしれません。


 タイトルから大幅脱線してしまった気もしますが、こんなところで終わりにしたいと思います。


ななお学習センター

石川県七尾市にある塾、ななお学習センターのホームページです。

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